FXで利益が出る仕組み
■為替差益
外貨を買ったときのレートよりも売ったときのレートが高ければ、 その差額が利益になります。 もちろん、 買ったレートより売ったレートが低ければ損失が発生します。
■スワップ金利
異なる通貨の売買により発生する金利差調整額をいいます。高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば、金利差調整分をスワップ金利として受け取ることが出来ます。
逆に低金利の通貨を買い、高金利の通貨を売れば、金利差調整分を支払うことになります。
現在の米ドル金利が3%、日本円の金利が0.5%とした場合
受け取れるスワップポイント
3.0%-0.5%=2.5%
3.0%-0.5%=2.5%
このスワップポイント分の金利の支払いが発生
FXの特徴
- FXは24時間取引が可能です。24時間 (土日を除く) 取引ができるため、自由な時間帯でいつでも取引ができるということが大きな特徴のひとつです。
- 少ない資金(証拠金)で、レバレッジを利用し最大50倍の大きな金額の取引が可能です。
- 外貨の売買損益だけではなく、取引した通貨間の金利差による金利の受け払いが発生するので、高金利の通貨ほどスワップ金利による利益を得ることができます。
- 「売り」からでも「買い」からでも取引が始められるため、 円高 ・ 円安どちらに動いても収益を狙うチャンスがあります。
- 外貨預金などに比べてFXでは売買手数料が格安です。
取引のコスト=取引手数料+スプレッドとなり、スプレッドが狭い方が安くなります。
用語集
- ■証拠金
- FX会社に「担保」として預けるお金のこと。保証金や預託金とも呼ばれます。
- ■レバレッジ
- 直訳すると「てこの力」という意味で、手持ちの証拠金の何倍の額の取引が出来るのかを示します。
高倍率な程、少ない資金で大きく稼ぐことも出来ますが、逆に損失も大きくなります。
- ■スプレッド
- 売値と買値の価格差のこと。FX会社や通貨によって異なります。スプレッドが広いほど、買った時と売った時の価格差が大きく、売買コストが増えます。
- ■通貨ペア
- 取引を行うことの出来る通貨の組み合わせのこと。FX会社によって異なります。
- ■約定力
- 売買の注文が表示されている為替レート通りで取引が成立されたり、注文を成立させるちからのことをいいます。約定力が低いと、注文が成立せず失効になったり、スリッページが発生します。
- ■スリッページ
- 注文を出した為替レートで成立せずに、顧客に不利な方向にずれて成立してしまうこと、またはその価格差のことをいいます。